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投稿日:2019年04月18日

ここだけの翡翠の話

本日はジュエリー店のブログ当番日となります。

只今、翡翠ブーム中の『K』でございます。

 

 

当さのやジュエリー店は、中古の一般的な宝石から

ブランドジュエリーまで幅広く扱っております。

 

その際に、入荷商品の表記について多々疑問がございます。

・ノンブランド宝石の場合は、その宝石の正体について

・ブランド宝石の場合は、メーカー発表の仕様宝石について

この2点が問い合わせも多く、実際に疑問に思われる方も多いかと存じます。

 

『その宝石の正体について』は、鑑別書と言って

宝石の鑑別機関で、詳細な分析をする事によって特定ができます。

『翡翠(ひすい)』一つを取っても同様の外観の宝石は多々あり

代表的なもので、ネフライト、クォーツァイト(アベンチュリン)、クリソプレーズ…etc

となっております。

 

『メーカー発表の仕様宝石について』の部分においては

海外ブランドが多い為、ヒスイ関連の表記については多々混同が見られます。

 

例えば『グリーンジェイド(Green Jade)』については

実際に問い合わせると、時間がかかって解答が上がってきて

『ネフライト(Nephrite)』である事が比較的に多かったりします。

 

宝石の辞典等では

・翡翠は、硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の2種類からなり、両者は全く別の鉱物である。

と言う、文言が散見され

英語圏では、『Jade』は上記の『Nephrite』と『Jadeite』 を

包括する言葉として通用しています。

 

その為、日本の方は『翡翠(Jade)とはジェダイト(Jadeite)である』

との認識が浸透していますが

 

海外、特に欧米圏ではその区分が非常に曖昧です。

言葉を選ばずに言えば『正直どっちでも良い』に近い印象です。

 

なので、ネフライトとジェダイトの特徴から考えて

・グリーンジェイド(Green Jade)の表記は、ネフライトに見える物が多く

・ブラックジェイド(Black Jade)の表記は、ジェダイトに見える物が多いです。

 

但し、これはメーカーに問い合わせて、ハッキリ判る物もあれば

ハッキリ判らない物(日本法人まで情報が降りてこない)もあるので

長年宝石に触れての印象となっており、根拠は比較的薄弱です。

 

ブランドジュエリーの場合は『その石が何か?』よりも

その『デザインラインが人気か?どうか』の方が価格的な比重が重いので

宝石オタクの『K』としては、深淵を覗きたい所ですが

そこまで分析をしてしまうと、お安くご提供出来ない部分がございます。

 

因みに、話は変わりますが

ネフライトの語源は、ギリシャ語で『腎臓の石』を意味し

ジェイドも同様に、スペイン語で『腎臓の石』を意味します。

ジェダイトについては、1863年頃にネフライトに対する語として成立しました。

 

日本の言い方での翡翠については、所謂『外来語』で

中国のカワセミを意味する語と言われており。

カチン国(現ミャンマー、カチン州)で産出される

赤翡翠から、緑の翡翠までを含めてのイメージと呼ばれております。

 

大和言葉では、『ヌ』や『ニ』などが宝物を指す言葉とされており

後代、記紀に登場する際は、『玉』と呼称されております。

 

非常に奥が深い宝石なので

ロウカンやインペリアルジェイド、多彩なカラージェイド

宝石の利用から、産地の特定や庭石への利用

玉器や各文明の歴史的遺物まで

 

それこそ掘り下げると、掘り下げただけ深さが増すので

調べだすとキリのない部分がございますが

商品として扱う部分でも、非常に魅力的な宝石となっておりますので

是非、お問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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