遡る事、160有余年・・・。 1847年に『ルイ・フランソワ・カルティエ』によって開設された、フランスはパリのジュエリーメゾンを始祖とする『カルティエ(Cartier)』 その卓越した技術と、類稀な審美眼によって、開設から十数年後には、『ウジェニー皇后(ナポレオン3世-仏皇帝、在位1852年-1870年の皇后)』を筆頭に、当地であるフランスの上流階級、果ては、大英帝国の上流階級までも次々と顧客にしていきました。 その過程で、近代ジュエリー史上でも評価の高い、イギリス国王『エドワード7世(在位1901年-1910年)』を魅了し、『王の宝石商、宝石商の王(the jeweller of kings and the king of jewellers.)』と賞賛された逸話は、今でも語り継がれております。 20世紀以降には、その名声は、遠くインドの『マハラジャ(Maharajah=王、王族)』にも届き、ヒンドゥコレクション(現:インドミステリューズ)などの発表とともに、カルティエの尽きる事のないクリエイティブな探究心を物語っております。 その他に、ブランドアイコンでもある『パンテールコレクション』や、ジャン・コクトーが自らの分身のように愛した言われる『トリニティコレクション』、欧州航空界のパイオニア『サントス=デュモン』から依頼された逸話を持つ『サントスコレクション(時計からジュエリー迄)』、タンク(Tank=戦車)のキャタピラから着想を得た、その名も『タンクコレクション』など、クラシカルな往古のヨーロピアンスタイルから、エキゾチックなオリエンタルスタイル、現代的で実用性も高いモダニズムスタイルなど、ありとあらゆるデザイン性、機能性を兼ね備えたブランドとなっております。 上記以外にも、多数のコレクションを有しており、是非ご自宅に眠れるカルティエの心当たりのある方は、『さのや』をご利用下さい。